ニュース、情報、調査と接する時の「ソース」の重要性について。教育指標の国際比較の結果。
日本教育再考
Google
amazon.com
トップページ | 記事拾い読み | 教育再考図書館 | 教育相互リンク集 | プロフィール | 徒然想

信用ならない記事をお一つ

←過去の配信号一覧へ戻る
……………………………………………………………………………………………
【子供達に教えたいこと】〜日本教育再考 <http://www.saikou.info/>
……………………………………………………………………………
2002/02/07号

・小ネタ放出第二弾。

▼訂正とソースについて

 ソースまで示しておきながら紛らわしい表現をしてしまいました。CNN
 の報道
に関する記事で、田中元外相が「長い間ありがとうございました」
 という趣旨の事を言った、と書きましたが、正確には「長いことお世話に
 なりました」と発言しています。これ、ソースを示して無かったら、ただ
 の観測記事に等しい最悪の状態でしたね。訂正してお詫び申し上げます。

 ついでなので、書いておきますが、ソース(source=引用元)を示す事が
 ないメディアというのは、まず信じない方がいいです。個人の主観だけに
 頼って情報を発信している、という事ですので、洗脳される可能性も。ビ
 ジネスの企画書でもソースを示すのは基本。海外の企画書には必ずsource
 の表示がありますが、日本は大企業でもたまに抜け落ちています。

 元のデータというのは、個人によってどうとも読みとれる可能性がありま
 すし、リサーチリテラシーを持っている人はまだ少ないので、本人が正確
 に読みとっているつもりでも、まず大体が間違っています。残念ですが。

 そんなわけで2重に間違っている「他人の意見」をいくら読んでも全く、
 参考にはなりません。新聞を読む時もそういう視点で読むと、見方が変わ
 ってくるもので、ソースを辿っていくと、その新聞の思想に都合のいいデ
 ータしか利用していないことが分かります。こういう場合、ソースはほと
 んど公開されていないので、自分でこつこつ探すしかなく、非常に面倒。

 せっかくソースがある場合は、ご一読することをお薦めします。実はこの
 誤引用、誰も突っ込んでくれなかったのが少し悲しいんです・・・。

▼じゃあ、ソースは信用できるのか

 先日、ある友人に会いました。偶然、私の体感している状況と逆の報告を
 している調査の担当者だったので、意見を聞くためにその旨を伝えました。

 びっくりしました。この調査、どの新聞でも記事になっている非常に信用
 度の高い調査です。政府の公式発表と言ってもいいでしょう。結果を言え
 ば、そのデータをいじって公表していたのです。私の感覚が真実だ、と。

 あまりに社会的影響力の強いデータというのは、いくら信用のおける機関
 による調査であっても、内部の人間でない限り、ソースを辿っていけども、
 真実かどうかは分からない、ということですね。

 いや、確かに私もよくデータいじっていた気がします。記憶は定かではご
 ざいませんが(重家局長風)。でも所詮は大企業内でのビジネスの話であ
 って、まさかああいう調査でもやっているとは、思いもよりませんでした。

 高校時代からの長い付き合いなので、「ぶっちゃけた話」が聞けましたが、
 運動でも起きては、私ごときの一般人ではどうにも手に負えないので詳細
 は記しせん。ただ、そういう事もあるのだ、と。

 如何にメディア・リサーチリテラシーが大事であるか、という事をお伝え
 したかったので敢えて「ソース」も公開できないのに記事にした次第です。
 何を信じればいいのか分からなくなってきますが、こうなったら真実を知
 るためにひたすら実力をつけていくしかないですね。。。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼教育関連調査結果

・「教育指標の国際比較」

 文部科学省により、平成14年版が公表されました。中等教育への進学率、
 ニューヨークタイムズに識字率が低いと報道された日本は97.3%でした。
 アメリカも88.6%でそこそこ高水準。ドイツの97.2%はさすが、ですね。

 GDP(国内総生産=国の経済力)に占める、国と地方が高等教育に支出
 した経費の割合というデータもあります。簡単に言えば、公的資金をどれ
 くらい高等教育に突っ込んでくれているのか、という数字です。

 ナント、日本はOECD諸国中、最低の0.43%でした。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/14/01/020101.htm

 ちなみにOECD諸国とは以下の30カ国。
 日、韓、英、米、独、仏、伊、加、豪、蘭、西、土、墺、ベルギー、デン
 マーク、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、ルクセンブルグ、ノル
 ウェー、ポルトガル、スウェーデン、スイス、フィンランド、ニュージー
 ランド、メキシコ、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼目安箱

 弊誌への掲載は避けてほしい方や、匿名・仮名希望の方はそのように一言、
 書き添えてからメールを送信して頂きますよう、お願い申し上げます。

 +----------------------------------------------------------------+
 (前略)さて人々というのは、大体こういうような動きをするものかと思
 います。アメリカもテロのあと、ゴア支持だった民主党員もブッシュを強
 く支持するようになり、軍備が増強される方向で進んでいます。人々の気
 持ちというのは、いつの時代もどこの国でも、そのようにうつろい易いも
 のではないでしょうか。(山口さま)
 +----------------------------------------------------------------+
 本日のメルマガ、まことに同感です。でも、最後の「落ち」、ちょっと落
 ちすぎでは?川口外相、けっこう活躍してくれるだろうと期待しています。
 (泉 幸男さま)

 +----------------------------------------------------------------+
 (前略)30%の大衆は、「マキコがセットであること」が前提のコイズ
 ミ支持だったのでしょう。マキコが主でコイズミは従。逆にいえば、マキ
 コがいなければコイズミ支持は本来40%程度だったのでは?とも考えて
 しまいます。しかし振り返ってみると、最初は大きな期待をかけて支持し、
 失態が出るたびに支持率が急落、というのは毎度のことですから、この推
 測ははずれているかもしれません。(中略)主婦や高度成長時代の世代に
 代表される、「無責任・無関心」層からは投票権を剥奪すればいいし、外
 務省も農水省も解体して民間に委託すればいい。たしかイギリスだったと
 記憶するのですが、政府の調査改革部門を、利害のない民間企業に委託し
 たと聞きました。(中略)私は変わらずコイズミ支持です。マキコ更迭は
 当然だけど、不透明な政治が理不尽さを撒き散らしている。マキコ更迭後
 の記者会見でコイズミの口から、「抵抗勢力」「改革」の言葉が出てこな
 かったので、”もう終わりだな”、と感じましたが、死に体にムチうって
 でもがんばってもらわないと。最近では一番まともなリーダーに見えるし。
 (中略)これほど変革が求められているのに、目先の利権を求め、古き体
 制を守っていくことに正義はあるのか?(Norryさま)
 +----------------------------------------------------------------+
 みなさま、お便りありがとうございます。誌面の都合で掲載できない事も
 ありますが、頂いたメールには全て目を通しております。今後ともどうぞ
 よろしくお願いいたします。

───────────────────────────────────
【編集後記】簡易版第二弾。2週間3キロ減で体重も簡易化進行中。(うみ)
───────────────────────────────────
発行者:大坪 海治 <kaiji@saikou.info>
配信システム:まぐまぐ <http://www.mag2.com/>
配信登録・解除はこちら↓でご本人様の手にてお願い致します:
★日本教育再考ウェブサイト<http://www.saikou.info/>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン登録フォーム
【登録】子供達に教えたいこと
電子メールアドレス(半角英字):
↑このページの先頭へ戻る
ご意見・ご感想は大坪海治: kaiji@saikou.info まで
Copyright(c) Saikou.info - 日本教育再考 2001-2003 All Rights Reserved.