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…………………………………………………………………………………………… 【子供達に教えたいこと】〜日本教育再考 <http://www.saikou.info/> ……………………………………………………………………………2002/04/09号 ・今週はたまったものをたくさん書き飛ばします。 ▼本屋さんつくりました ホームページに【教育再考図書館】をオープンしました。今まで取り上げた 本が全てクリックすれば購入できます。何度か紹介した「社会調査のウソ」 のアマゾンでの書評に、 ----------------- 本書で批判された側の再反論を是非聞きたいと思うが、まだそのような反論 があったという記事にお目にかかれないのは、恐らく本書に述べられた著者 の主張は全面的に正しいということなのだろう。 ----------------- とありますが、鈴木督久氏の有名な反論文があります。 <http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/stok/menu06/book1.html> 調査業界のメーリングリストでも当時は物議を醸していました。しかし、ど れも「自分達が批判されたから」細かい矛盾点を突いているだけのもので、 その批判自体は間違っていないのですが、本書の意図を理解できていないの では?と感じました。そもそもこの本が調査をやっている人間をターゲット にしていないのは、専門家なんだったら分かっているはずでして。 ----------------- 表紙を見ると難しそうだけど、実際は読みやすくて面白い本です。 ----------------- という書評がそれを表していますが、あくまでも統計学など聞いたことも無 い人に対する啓蒙書なんですね。そんな細かい、こむつかしい話なんて、ど うでもいいっつーの。実務家の悔しさも理解はできますけれども。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼子供達に教えたいこと ・一部メディアの絶望的なまでの浅ましさ 最近のメディアとそれに迎合する半数の国民を見るにつけ、腹ばかり立つ。 とこの記事を書きかけ始めたのが1ヶ月前。状況がここまで酷くなるとは。 どうまとめればいいか見当もつかない。内閣支持率推移も一体なんなのか。 もとから小泉不支持だった方は、何らかのポリシーがあったわけでしょうか ら、それはそれで尊敬に値します。誰もが接する機会があるわけでは無いの で、情報が足りなかった可能性が高いにせよ、それはしょうがない事であり。 ただ、転向者は問題が大きい。勉強していないから訳の分からない中途半端 な情報に左右されて支持から不支持に転向しているわけで、無知そのもの。 恥ずかしくないのでしょうか?その上、その心理の奥には他人の不幸を喜ん でいる姿が透けて見えます。2/25のテレビタックル(テレビ朝日)でビート たけしが「一般の人は落ちるのを見るのが気持ちよくてしょうがない」とい う趣旨の発言をしていました。本質をついた痛烈なメディア&大衆批判です。 さらに最近驚いたのが4月4日の朝日新聞。いつから新入社員が社説を書く ようになったのか。「小泉神話は消えた」という題で、支持率急落を景気と 小泉首相の疑惑問題に対する対応としている。最後は「どうする小泉さん。 ここは起死回生の一手を期待したいものだ。」と結んでいる。せめて政治部 の記者と相談してから書けばいいものを。かなりの迷文で面白いので、そう いう意味で一見の価値アリです。 メディアは後でたたく為にスターを誕生させる。銀行業というのが金を貸す のが仕事ではなく、金を取り立てるのが仕事であるのと類似性がありますね。 もともとマスコミの人間は大衆をバカにしているので上記の大衆の特性にの っとって番組づくりをします。「あいつらは俺らギョーカイ人と違って頭が 悪いから、どうせわかんないもん」って事ですね。第四権力の自負はあるの ですが、責任感は無い。一瞬だけギョーカイにいた私が言うのも皮肉ですが。 そうやって大衆が「飛びついてくれる」ストーリーを垂れ流して、視聴率を とり、スポンサーからお金を貰うわけです。真理の追求など関係ありません。 浅ましい限りですねえ。と、他人事のフリをしつつ。。。 本当に責められるべきは国民です。国民のレベルが上がれば、政治家であれ、 メディアであれ、ふざけた事はできなくなります。厳しい目が無いから、彼 らの横暴を許すことになっているのが現状です。我々自身に問題がある。 自分達の将来を決する教育に対して本当に興味を持たない国民が多いから、 教育の無い国民が再生産される。(こんなメルマガまでも発掘して購読され ているみなさんは教育に対する関心ありすぎですが)政治に関心が無いから アホな政治家が幅を利かせている。本当に政治家を批判するなら、せめて選 挙事務所で働いて、最低限は垣間見てからにして頂きたい。本気で興味を持 たなければ何も変わらない。マス情報に流されているようでは話にならない。 上記のテレビタックルにも出演していた荒井広幸衆議院議員。郵政族のホシ ですが、彼は早大雄弁会の元幹事長。頭はいい。大衆を騙す話術もなかなか。 個人的には好きなだけに、やるせなさ倍増。 (氏の主張→<http://nb.nikkeibp.co.jp/free/YUSEI/20020125/101691/>) ただ、本人、わかってるくせに本当の事を言わない。腹は立てども、どうに もならない。そもそも早大雄弁会は竹下、海部、小渕、森の歴代首相を生ん だ弁論サークルで、KSD疑惑でやられた額賀福志郎(元官房副長官)も雄 弁会出身。律儀な方もいらっしゃるので、バサッとやるには多少、気は引け ますが。。。 学生時代、偶然、雄弁会のヤツと何回か飲むはめになったのですが、あまり のテクニック寄りの中身の無さに驚愕した覚えがあります。政策論でも場に いた誰にも叶わないという始末。骨があったらバックアップしよう、という 趣旨だったのですが、全員失望。そういう連中も政治のトップにいる。そし て国民がバンザイの姿勢で受け入れている。メディアだけを責められない。 ただ、テレビ等が現在の小泉おろしを先導し、半数の大衆を導くことに実際 成功しているのも事実で、メディアの責任も大きい。3月7日の週刊文春の記 事【ここがヘンだよ「真紀子同情」報道真紀子にひれ伏す】はいいところを ついていたので、小泉不支持を表明するくらいであれば最低限読んでみては。 世論調査のカラクリの検証などをしてます。全てを知った上で、骨太で反対、 不支持になればいいんです。そういう人はエライ。 次のリトマス試験紙は田中真紀子の秘書給与問題ですかね。私は昔から大嫌 いでしたが、これも大半の国民が真紀子支持から不支持に変わるんでしょう。 秘書給与問題<http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/06/06/01.html> まず4日に週刊文春と新潮で暴露されるにあたり、前日に田中真紀子が質問 に対して「まだ見てないのでコメントできない」という事を言ってましたが、 これはウソでしょう。こういう記事は大抵事前に入手できます。で、4日当 日も黙秘を続け、ようやく5日になって事実関係を否定しました。 言うまでもないですが、この間に対策を打ってるわけです。田中真紀子はこ の騒動で離党しないで済む可能性がありますね。ただ、打った対策の詳細が 暴露されては政治生命に関わるので、そこを具体的に嗅ぎつけられた場合は 彼女も離党に同意するでしょう。意固地になりすぎると、秘書給与問題と、 その隠蔽工作のダブルパンチで、政界の表舞台からは消えると思います。 ようは、万が一疑惑が否定されようが、彼女の行った行動の事実は変わらな い。筆者としては、小さい問題なのに大騒動になっている事に違和感を感じ てはいるのですが、田中真紀子はクロです。疑惑否定時に真紀子支持に戻っ たりしませぬよう。 我々がメディアに洗脳されては、子供達は間違いなく「自ら考える」ことが できない子供になってしまいますからね。 4月6日【海】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼世代論に興味ある方はどうぞ 「パーミッションマーケティング」などの訳書もある阪本啓一さんの発行す るメールマガジンに世代論に関する投稿をしてみました。アッサリ斬られま したが。私なぞと違って、いろんな意味で有名人さまです。 <http://tinyurl.com/ey3p> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼教育関連調査/ニュース ・文部科学省「今後の教員免許制度の在り方について」 中教審の答申。消極的ではあるが、教員免許更新制の可能性についても言及 されている。社会人登用を促進するための特別免許状制度を積極運用できる ような案も提示されている。ただ、制度はあるものの、東京都教育委員会は 現状では1件も特別免許状の授与を行ってない。私もこつこつやりますわ。 http://tinyurl.com/ey3i ・文部科学省「国立大学等の独立行政法人化に関する調査検討会議」 独立法人化後の教職員の身分を非公務員型とするのが適当である、と。そう いうつもりで職員になってない人もいるでしょうし、大学毎の資産規模の格 差など、実務面では難航しそうです。ただ、何らかのカタチで競争原理を取 り入れないと彼らは働かないですからねえ。次は中学高校ですよ。日教組が それを阻止するために猛烈に力を入れているようです。他にやることが。。。 http://tinyurl.com/ey3l ・文部科学省「新しい時代における教養教育の在り方について」 高校生に卒論を課して知識の深化を促進したり、「必読30冊」を選定して 読書を推進、また理科教育の推進などを提言している。私も読書不足なので すが、全国的な読書不足のせいで国民の餓鬼化が進んでいる中、いい提案だ と思います。発想が子供のままの大人が多すぎますから、せめて彼らには。。 http://tinyurl.com/ey3n ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼目安箱<最終回> メールは歓迎ですが、毎回紹介するこのコーナーは最終回とします。弊誌 への掲載は避けてほしい方や、匿名・仮名希望の方はそのように一言、書 き添えてからメールを送信して下さい。何かご意見がある際は弊誌ホーム ページの掲示板のご利用の方もよろしくお願い申し上げます。 +-------------------------------------------------------+ <前略>雪印から我が身を振り返る、というところ。本当に耳の痛いとこ ろです。人間には欲が付き物ですからねえ。居直ってはいけませんし、絶 えず倫理観をしっかりもって生きないといけませんが。ところで雪印は食 品企業として一番気をつけるべきところが、疎かになっていたという気は いたします。(同じく報道においては、偽造は許されません) 高校生の勉強時間について、おっしゃる通りだと思います。人間には持っ て生まれた能力と、環境によって育つものがあると思います。理解力やツ ボを押さえる能力、努力できる能力というのも遺伝子に大きくかかわる気 がします。それとともに家庭環境という後天的なものも見逃せません。と 言ってしまうと全て他力的になってしまい、本人の力で変えられるものは 何もないことになってしまいますね。鈍でも根で変えられるものもきっと あるはずと、信じて生きていきたいものです。 国旗ですが、日の丸を見たり君が代を聞くと、非常に不愉快になる人が存 在するということなのでしょうね。最近、あるメルマガで知ったのですが、 アメリカの南部の旗は奴隷制度肯定の印として、黒人に不愉快な思いを与 えるから、南部の旗と似ているジョージア州の州旗は変更になったとか。 戦争に負けると負けた側の旗というのは、いつも被抑圧者から非難される ようになってしまうのではないでしょうか。確かに被抑圧者はいたわけで すし。難しいですね。(山口さま) +-------------------------------------------------------+ みなさま、お便りありがとうございます。お返事を差し上げる事ができな くとも頂いたメールには全て目を通しております。今後ともどうぞよろし くお願いいたします。 ─────────────────────────────────── 【編集後記】ご心配頂いた方々、ありがとうございました。嬉しいデス。 ─────────────────────────────────── 発行者:大坪 海治 <kaiji@saikou.info> 配信システム:まぐまぐ <http://www.mag2.com/> 配信登録・解除はこちら↓でご本人様の手にてお願い致します: ★日本教育再考ウェブサイト<http://www.saikou.info/> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【教育名言】 人間は教育を通してしか人間になれない。 人間は最終的に自分が受けた教育の以上にも以下にもなれない。 カント |
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