▼ゆとり教育論議の結論発表
・ゆとり教育が何をもたらすか
これについては様々な議論がありますが、論より証拠。わかりやすい資料が
ありますので、是非についてはそれを見てから考えてみましょう。
文部科学省大臣官房審議官であり、ゆとり教育の旗振り役である寺脇 研氏。
1975年に文部省入省した後、1993年から1996年まで、広島県教
育委員会教育長をやってらっしゃるんですよ。
寺脇氏のページ:http://www2.odn.ne.jp/~cap59560/k-top.htm
寺脇氏はその広島県において、現在全国で行おうとしている「ゆとり教育」
の実験を行ない、かなり大きな、目に見える成果を出されております。その
施策に関する話は割愛して、結果を見てましょう。その前に。
全国の高校生が受験する「大学入試センター試験」というのは独立行政法人
である「大学入試センター」が管理してますが、データを公表していないば
かりか、「都道府県別のセンター試験平均点のデータは取れない」という嘘
までついています。ところがどっこい。
代々木ゼミナールの「センターリサーチ」が都道府県別データを持ってます。
2001年度はセンター試験受験者の80.5%にあたる40万人以上のデ
ータを分析したとのことで、信頼できるデータと言えるでしょう。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/center/annai/annai.html
このデータを元に広島県受験者の過去10年間大学入試センター試験平均点
の全国順位を以下の通り、グラフにしてみました。あまりの美しさに感動。
http://www.saikou.info/centerrank.html
グラフの転載は引用元であるを日本教育再考のURLを明記さえすれば大歓迎
します。URLはhttp://www.saikou.info/になります。
ちょうど寺脇氏が教育長として着任した頃から他県にぐいぐい抜かれていく
様子が手に取るようにわかります。さて、この寺脇氏が今や大臣官房審議官
ですから、同じ現象が全国レベルで起こることになります。あの方をどうに
かしない限り、日本は学力テストの世界ランキングでグングン抜かされます。
個人的には寺脇氏には好印象を抱いていますが、それとこれは別。野放しに
していたら大変な事になる。理屈はいいから、データをもとに論議して欲し
いですね、この問題は。
さらに、寺脇氏の教育長退任後の1998年の刑法犯少年の都道府県別少年
人口比はワースト2位。大阪に次ぐとのこと。補導・摘発総数の人口比指数
も同じく大阪についでワースト2位。寺脇氏の壮大なる実験の成果でしょう。
中国新聞記事:http://www.chugoku-np.co.jp/Shimbun/99/SS991015.html
今年5月から広島県で暴走族条例が全面施行されますが、この寺脇教育論の
負の遺産もどうにかして片づけない限り、十分な成果は上げられないのでは
ないでしょうか。お会いしたら惚れそうな感じの人ではありますが。。。
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